司法書士とは弁護士よりも仕事の内容が制限されていますが、法律家として、法務省の監督の下に簡易裁判所の訴訟などを行うことができる、限定付き法律家です。似たような立場の職業には行政書士、税理士、弁理士がおり、それぞれ文書作成や税務申告、特許申請など専門に仕事が行われています。司法書士は140万円以下の民事問題の相談、ほかに裁判所の訴訟代理、登記、供託が主な仕事です。これだけでも十分難易度が高い試験であることがわかります。しかしどのような試験でもポイントを押さえておくことで合格率があがります。11科目もの試験があるので、覚える事は非常に多いです。ここで大切なことは、仕事としての知識を得る事と、資格を得るために知識を得る事は似て非なる、という点です。まずは試験に合格しなければ資格を得て働くことができないからです。過去の問題集からポイントを探すことは、どのような試験合格でも大切なことです。

司法書士の試験もコツコツと積み上げるしかない

覚える内容も量も多い司法書士の試験ですが、人には短期記憶と長期記憶があり、試験に合格するには長期記憶を増やすことです。中・高校生の時の定期試験に一夜漬けで挑んだ内容は忘れていることが多いですが、小学校で習った算数は、日常的に覚えています。それは日常的に使っているからです。ただ図形の面積の求め方を忘れている方はいると思います。つまり1度の勉強で全てを覚えるのは至難の業ということです。目指す頂は高い場所ですが、それでも目指そうとする志が素晴らしいのですから、コツコツと知識を増やす目的をもって頑張ってほしいです。試験ために勉強することが試験に合格する事に繋がりますが、試験で覚えた知識は、実際に仕事をする上で必要な知識です。学校の授業のように無駄ではないかと疑問を持つような内容ではないのです。

司法書士の試験の合格率は低いが諦めない事が大切

独学で勉強するということは、勉強方法からも、誘惑に負けてしまうという点からの難しいことです。学校や講座を受講することで、効率よく学べることは大きいと思います。ただその上で、長期記憶を増やすために、講義を予習・復習することや、出題頻度が多いと感じた問題を徹底的に繰り返す、似たような事例なのに、違うものなど、その時にどのように法律が解釈されたのかを考え比較するなど、覚えるだけでなく、理解する事も大切です。だからこそ知識のある先生の下で勉強することが有意義になるのです。司法書士の試験は難易度も高く、合格率は3%台です。弁護士の次に難しいと言われており、その世界を目指そうとするだけでも、まずはすごいと認めてください。その上で、勉強の方法はどの世界でも同じです。難関ですがぜひ頑張ってほしいです。